WILLCOM D4で動画を再生する

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WILLCOM D4 徹底レビュー１０
WILLCOM D４「WILLCOM D4で動画を再生する」

今回はMediaPlayerClassicとffdshowを使ってWILLCOM D4で動画をスムーズに再生する設定を紹介してみたいと思います。
WILLCOM D4には標準でWindowsMediaPlayerがインストールされていますが、動作が重くまともにDVDなどを再生することすら出来ません＾＾；

そこで、フリーで配布されている動作の軽いMediaPlayerClassicならなんとか再生することが可能ですので、ここでその設定方法を解説しておきたいと思います。
ちなみに、今回の方法を使えば、You tubeなどからダウンロードしたFLVなども再生可能です。

なお、今回の記事は一応、以下のサイトを参考にさせていただきました。
（ただし、このサイトとは使っているソフトのバージョンなどが少し違うので設定も多少異なっていますが…）

MediaPlayerClassic+ffdshowの使い方
http://www.douga-dl.com/tool/mpc_ffds.php（外部リンク）

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MediaPlayerClassicのダウンロードと設定
まずは以下のサイトからMediaPlayerClassicの日本語版をダウンロードします。
~~http://cowscorpion.com/dl/MPC.html（外部リンク）~~ (リンク切れなので消しておきます＾＾；)

MediaPlayerClassicの日本語版のダウンロードはhttp://not.s53.xrea.com/xite/memo/mpc/mpc6491c.html（外部リンク）からどうぞ。
（こちらを使うと最新のFLVも再生できたので、以前のMediaPlayerClassicでFLV再生ができなくてお困りの方は試してみて下さい。）

リンク先の「通常版 mplayerc_20081210_jpn_r7.zip」をクリックしてダウンロードしましょう。

ダウンロードした圧縮フォルダを解凍するとこのようなプログラムがあるはずです。
これをWILLCOM D4上（「Program Files」内にでもおいておき、デスクトップにショートカットでも作っておくとよいでしょう）で実行するとMediaPlayerClassicが起動します。

実行画面はこんな感じです。

MediaPlayerClassicが起動したら、「表示」→「オプション」を開き設定をしておきましょう。

「オプション」が開いたら、左横の「内部フィルタ」をクリックし選択。

写真を参考にして、「内部フィルタ」の「ソースフィルタ」内の「Matroska」のチェックだけを外し、それ以外にすべてチェックをつけます。
また、「変換フィルタ」内に「FLV4」と「MPEG-1 Video」がある場合はそのチェックを外し、それ以外はすべてチェックを付けておきましょう。
（このバージョンのMediaPlayerClassicには「FLV4」はないかも知れません。）

ffdshowのインストールと設定
次に以下のサイトからffdshowをダウンロードし、WILLCOM D4にインストールしましょう。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=173941（外部リンク）
僕はとりあえずOld beta releases をクリックした先の ~~ffdshow_beta2a_20070322_clsid.exe (32-bit Windows)最新版~~ffdshow_beta5_rev2033_20080705_clsid.exe をダウンロードしときました。
WILLCOM D4の場合はそれで問題ないと思います。

このようなファイルがダウンロードされたらこれをWILLCOM D4上でダブルクリックしインストールします。

セットアップに使用する言語は「Japanese」を選んでおきましょう。
（ちょっと写真が悪くてすいませんです＾＾；）

使用許諾契約の同意をよく読み、同意できる場合は「同意する」にチェックをつけ「次へ」をクリック。
もちろん同意しないとインストールは出来ませんが＾＾；

「インストール先の設定」
基本的にはそのままでいいので「次へ」をクリック。

「コンポネート」の設定。
よくわからない場合はそのままで「次へ」をクリック。

「プログラムグループの指定」。
よくわからない場合はそのままの設定で「次へ」をクリック。

「追加タスクの設定」
「以下のすべてのビデオフォーマットをffdshowでデコードする」にチェックがついている場合はチェックを外してその下のすべてのチェックも外しておきます。
さらに横のスクロールバーを下に下げて行き…

「以下のすべてのオーディオフォーマットをffdshowでデコードする」にチェックがついている場合も外しておきましょう。
「次へ」をクリック。

以下、ffdshowのバージョンによってはこのサイトと手順が少し違うかも知れませんが、よくわからない場合はすべてそのままで「次へ」をクリックしていいと思います。

「スピーカーの設定」を行います。
よくわからない場合はそのままで「次へ」をクリック。

「インストール」をクリック。

「ビデオレコーダの設定を行う」にチェックをつけ「完了」をクリック。
（もしチェックを付け忘れた場合はWILLCOM D4の「スタート」→「ffdshow」→「ビデオデコーダーの設定」から設定出来ます。）

ffdshow ビデオデコーダーの設定
最後にffdshowのビデオデコーダーの設定を行いましょう。

コーデック画面で写真のように、ffdshowを使って再生させたい形式のデコーダーをひとつずつ「libavcodec」に変更していきます。
とりあえず僕は以下の設定を「libavcodec」にしておきました。

XviD
DivX 3
DivX 5/6
Ohter MPEG4
FVFW,FFDS
H264
MP43
MP42
MP41
H263(+)
FLV1
VP3
VP5
VP6
VP6F
MPEG2
QTRLE
RPZA
FFV1

すべての設定が終わったら、「OK」をクリックし、「適用」をクリック。
以上で設定は終わりです。

以上で、MediaPlayerClassicを起動し、動画ファイルを開くと、動画の再生が出来るはずです。
スムーズに再生されているでしょうか。
一応、僕の環境ではDVDやFLVなどの動画はすべて問題なく再生することが出来ました。

WILLCOM D4でDVDをスムーズに再生できるようになりました。

You TubeからダウンロードしたFLVファイルも再生出来ます。
You Tubeから動画ファイルを入手する方法については、WILLCOM 03 徹底レビューその９「おすすめアプリケーション（３）」TCPMPで動画再生の「YouTubeから動画をダウンロード」のほうで紹介しているので、また参考にしてみて下さい。
（WILLCOM D4でFLVを再生する場合もファイルに「.flv」の拡張子を付けておいて下さいね。）

microSDに入れたFLVも問題なく再生できました。

以上、WILLCOM D4で動画を再生する方法でした。
（次回の予定はまだ決まってません＾＾；）

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